第95章 アダルトリオと私とベッド
「油断してたよ♦️」
「象くらいなら即死の毒だけどお前ならその内動けるだろ」
「クックックッ………いいよ……いいよイルミ……♥️」
私はただ動けずにその惨状を眺めていたがベッドルームを後にする二人に次いで部屋を出る
「……ヒソカさん………大丈夫ですか?」
「うん、平気♥️」
その言葉を聞いても恐怖する私はそっと扉を閉じた
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夕飯を済ませた私達は再びプールサイドにてワインを開けていた
ヒソカさんは流石と言うべきか10分も経たぬ内になに食わぬ顔で合流している
前日随分頭を悩ませた夕飯を即決でお鮨に決めた私達は優雅なディナーを済ませて静かな夜風に吹かれていた
見上げればプラネタリウムの様に降り注ぐ星が瞬いていて穏やかな空気が私達を包む
「あれが山羊座。あれが射手座だよ」
不意に夜空に指を指したのはイルミさんだった
「え、イルミさん星座わかるんですか?」
「図鑑覚えたから」
「凄いです!他は他は!」
私は夢中に成って彼の指差す方向を見た
どれも星座には見えなかったが次々上がる星座名に感動した
そして私達は早目の就寝を迎えた
昼寝をしたにも関わらず穏やかな睡眠は翌朝迄続いた