第54章 勇者と過保護な補佐係
私達は夢中でゲームを進めてヘンリー○子と出会い大人に成るまでぶっ通しでプレイし続けて気が付くと何も食べぬまま深夜近くになっていた
「……何か食べますか」
「…………うん」
幸い明日も休日の為咎めるものは何もない
私が風邪を引いた際に買い置きしておいたカップ麺を手早く食べるとどちらともなくまたゲームを再開した
この時の私達は翌日ヨシ○コのお嫁さんを巡り真剣に話し合い
攻略本に沿ってフ○ーラと結婚するべきと言う彼と
ビア○カの生い立ちを考えれば彼女しか居ない。彼女にはヨシ○コしか居ないのだから
と、熱弁する私が静かに対立するとは夢にも思っていなかった