第50章 居酒屋来店
「そう言えば、家事はヒソカさんが担当してるんでしたっけ?」
「そうだよ、彼何も出来ないから♥️」
「器用そうやのに意外ですよね」
「待て、最近米が炊ける様になったじゃないか!」
「それだけでしょ♦️」
「それだけってお前!「……そう言えば二人は何しに此所に来たんですか……?私に何か……?」
「あー忘れてた。」
「本題がまだだったね…。」
二人揃って外食する事はあるだろうが入店直後の二人の雰囲気はおこがましいが私を目的に足を運んで来た様に見えた
「ボク達四人でお出かけしようって話しなんだけど、クロロがどうしても行きたい場所があるんだって♥️」
「行きたい場所……?」
「そうなんだ!ここ!」
キラキラと笑顔を向けるクロロさんが何処からともなく差し出したのは旅行会社のチラシで
其所には大きく"沖縄"と書かれていた
「沖縄ですか……」
沖縄と言えば日本の南の島で海も此方とは比べ物に成らない程綺麗だ
修学旅行や個人旅行で何度か訪れた際の風景を思い出す
確かに彼に見せたい…………しかし
「沖縄高いですよね………私そんなに貯蓄ありませんし。お二人はちゃんとお金あるんですか…」
「人気No.1ホストをナメるな」
「指名数No.1バーテンダーだよ?♥️」
「…………」
二人がしっかりと自立して働いている事を忘れていた。
しかも揃ってNo.1なんて………No.1なんて………………
納得しか無い。