第3章 無事終了
イルミさんの着替えは弟から拝借したジャージの上下に急遽コンビニで買った安い下着だ
サイズも解らない下着に高額は出せなかった。
高貴な美形だから肌に合わないとかで肌が荒れてしまったら土下座しよう…
当然ながら…浴室からシャワー音が聞こえる
彼は今一糸纏わぬ姿でシャワーを浴びているのだろう……………
(oh……………鼻血もんやなぁ……!!!!キャーッ…!私って変態ッ…!!…… はぁ…筋肉………)
なんて良からぬ妄想を察知したのか浴室からくぐもった声で私を呼ぶのが聞こえた
「沙夜子ー。どっちがシャンプー?」
「っ!!!…右のキャップ部分が茶色の方がシャンプーで隣がコンディショナーで下の段が身体のやつですー!!」
ピンクな脳内だった為、少し声が裏返ってしまったし、ボディーソープという単語も出て来なかったが彼はきっと気にしていないだろう
追加の質問も聞こえてこなかった