第4章 〜気になる関係〜※R18
安室さんと付き合って3日目の夜。咲璃愛から連絡が来た。
ピコン────。
咲〈昴さんと付き合うことになりました!でも、心から愛せないかもって言われちゃった。それと、私生理が来ない。〉
《それは良かったけど、心から愛せないってどういうこと?てか1番大事なの!生理来てないってどういうことよ?!ちゃんと説明しなさい!》
ピコン────。
咲〈この間、研修の時に生で1回だけしたの。もしかしたらってだけ、ただの生理不順かもしれないし。〉
《どうするの?もしもの事があったら。》
ピコン────。
咲〈もちろん産むよ?でもその時は昴さんに捨てられるかもしれない。本気で愛せないかもしれない女との子供なんて育てたくないだろうから。〉
《分かった。何かあった時はまず私に言ってね。頼りないかもしれないけど。それと、私、安室さんと、付き合うことになりました。》
ピコン────。
咲〈は?いつの間に?ちょっと今度時間あるときにポアロ行こう、安室さんを問い詰める!〉
《ちょっと辞めなさいよ。恥ずかしいから。》
ピコン────。
咲〈じゃ、時間ある日に連絡よろしく!〉
咲璃愛ってば、絶対に人の話聞いてないな。とふと考えていると、携帯が着信を知らせる音楽を鳴らす。しかもこの音楽は、
『も、もしもし、真恋音です。』
透「もしもし。急なんですけど、今から真恋音さん家に行っても構いませんか?」
『あ、はい。大丈夫です。どうかされました?』
透「探偵業で、ちょっと疲れたので癒されに行きます。」
『そうなんですね。待ってます。』
と言い電話を切る。
透さんと付き合ってからゆっくり会えるのは初めてだった。
『今日はしないのかなぁ。』
って、欲求不満か私は!でも付き合ってから色々ネットで調べて、オナニーをしないようにしている。オナニーのし過ぎでHの時に感度が下がったら嫌だから。だから性欲は溜まるばかり。そう言う展開になっても言いように、私はお風呂に入る事にした。