第3章 〜これが、恋〜※R18
梓「また来て下さいね〜。」
大「んにゃ〜。」
咲「また来ます。」
『大尉くん、またね。』
梓さんと大尉くんに挨拶してポアロを後にする。これから、どこ行くんだろ?
咲「よーし!次は洋服買いに付き合って!今度の水曜。昴さんとデートなの!」
嬉しそうにVサインする咲璃愛。良いなぁ。でも恋人同士ではないんだよね?なんの関係?セフレ?かな。
『私も久々に洋服買おうかなぁ。』
咲「よーし!そうと決まれば早速レッツゴー!」
早速、咲璃愛と洋服屋さんにやってきた。
咲「昴さんって、どんなのが好みなのかな。」
『大人っぽいからクール系な感じ?ストリート系はどう?』
咲「元気!って感じのはあんまりタイプじゃなさそう。」
『安室さんはどんなのが好みなのかな。』
咲「付き合ってないのに、その人の好みの服買うと、振られた時嫌になるよね。」
『え、私告白もしてないのに振られる前提なの?』
上手くいくかはわからないけど、絶対に振られるとは限らないじゃない。
咲「そうは言ってないわ。ただそう言う経験もあるって話。昴さんはもう私のものだけどね。」
え?え?え?
『いつの間に?』
咲「付き合ってはないよ?でもこれから絶対に自分のものにするもん。」
『あはっ!いま咲璃愛、沖矢さんのこと好きで好きで堪らないって顔してた!』
咲「真恋音だって、安室さんの事話す時私と同じ顔してるわよ。まぁ、それより早く服選ぼ!」
結局、2人で話し合い、沖矢さんはこのコーデが好きそう。安室さんはこう言うコーデが好きそう。って事で全然違う系統の服を買った。
咲「さぁ次は、欲しい小説があるから、本屋さんに行くよ!」
『誰の本?』
咲「工藤優作の新刊よ!文庫本が出たから買うの!」
『なるほど。昔から推理小説好きよね。』
咲「違う違う!推理小説が好きなのも確かだけど、好きなのは工藤優作!」
10年間咲璃愛の親友してるけど、これは初耳だ。沖矢さんも推理小説すきだったよな。よく本読んでたし。それも影響してるのかな。