第10章 手合わせ
アラ「ごめんよ。ノアさん。てっきり、女の子かと……。」
ライ「いや、良いんだよ。アラジン。ノアが女っぽいのが原因なんだから………痛っ!」
ライの言葉に、ノアがぶちきれたらしく、蹴りが入った。
ノア「黙って聞いていれば………私が女っぽいだと?!」
ライ「実際そうじゃねぇかよ!髪長くして、後ろでしばりゃ、女に見えらぁ!!」
ノア「こ、これは………!」
レ「あーもー、やめなさい!二人とも!!」
さすがに、喧嘩になりそうだったから止めに入った。
レ「アラジン君、気にしなくて良いから。いつもの事なのよ。そういえば………アラジン君は、武器は無いの?」
アラ「僕の武器は杖さ!僕は魔法を使うんだ。」
レ「魔法かぁ………それじゃあ、私達は役にたてそうにないわね………ゴメンね。」