第10章 手合わせ
ざぁっと一気に言ったけど…………あちゃあ、やっぱり3人ついてこれてない。
ポカーンとしてる。
レ「……3人共、なんか質問とかある?」
アリ「えっ?!いや、大丈夫だ!!」
アラ「そうだね………なんとか、名前は覚えたよ!」
モル「………皆さん、体術で戦うんですね。」
モルジアナちゃんが、目を少し輝かせながら聞いてきた。
レ「うん。そうだよ。………ちょっと、戦ってみる?」
モル「良いんですか?」
レ「うん!もちろん!皆の稽古にもなるしね!じゃあ………誰とやる?」
モルジアナちゃんが、5人をじーっと見つめる。
少し経った後、
モル「………ギン……さんに、お願いして、良いですか?」
レ「わかった!ギン、いける?」
ギン「もちろん!!こっちに来てから、体がなまってたもんですからね!嬉しいっスよ!!」
ギンは嬉しそうにモルジアナちゃんに駆け寄ると
ギン「よろしくな!!えーと………」
モル「モルジアナです。」
ギン「そうか!じゃあ、改めてよろしくな!モルジアナ!」
手を握ってブンブン振っている。
相変わらずバトルとなると、ギンはテンション高いなぁ………(笑)