第15章 奇襲
アヤカ「ちっ……あーもー!!めんどくせーー!!!いっその事殴って……」
マコ「駄目に決まってんでしょ!!」
アヤ「でも、どうすれば……」
すると、マナが何か思い付いたかのように、ポンッと手を叩く。
マナ「あのさ~、この猫達って何かに操られてるんだよね~?なら、その原因を見つければ~」
アヤカ「この戦いは終わるって事だよな!で、それどこにあるんだ?」
キョロキョロと辺りを見回すアヤカに対し、アヤが溜め息をつき、呆れながら言う。
アヤ「はぁ……。アヤカさん、そこらにあるのなら誰も苦労はしませんよ。私に任せてください」
そう言うなり、アヤが空に向かって氷の矢を放った。
するとどうだろう。空中にはたくさんの糸の様なモノが現れたではないか。
糸の先をたどると、そこには4つの大きな糸の塊が。
アヤカ「うわ……やっぱアヤさんスゲーな……」
マコ「ちょっとアヤカちゃん!何グズグズしてんの?!」
マナ「早くしないと~。更に被害が出るよ~」
アヤカ「おう!」