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キミのとなり

第7章  7


あまりの衝撃に、その子は転んでしまっていた。

「大丈夫!?」

そう聞きながら手を差し出すと

その子は

「大丈夫です。ありがとうございます。」

と言って、俺の手を借りて立ち上がった。

俺は

「ごめんね。俺、気づかなくて…」

申し訳ないと思い、もう一度謝った。

「こちらこそ、不注意ですみません。」

と、その子は言いながら


顔を上げた。
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