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キミのとなり
第7章 7
今日は日直だった。
先生に日誌を提出し、
『仕事に間に合わない』
と思って
急いで自分の教室に鞄を取りに戻っていた。
いつもは校則を割と守る俺も、なりふり構ってられず
階段を猛ダッシュで掛け上がっていた。
すると、誰かが下りてくる音がした。
俺は、それに気づいたけど
スピードを緩められず
「ドンッ」
ぶつかってしまった。
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