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Why大奥!?Trafalgar医院【ONE PIECE 】

第11章 番外編


※R18です。

ローが相変わらず酷いので苦手な人は339Pまで飛ばしてください。






















掴まれた腕が痛い。

青ざめた表情でローを見上げれば、特に何のリアクションもなく引きずられるように部屋の奥へ連れて行かれた。


「いや、ごめん。怒ってるなら謝るから、一回落ち着こう」


瞬く間にベッドに引き倒されたナツは、危機感を感じガバリと体を起こす。


何に怒っているのか分からない。
さっきから不機嫌だったけど。

でもさっきより不機嫌さが増した。
本当になんなんだ。


取り合えず謝罪。
形から入ろうと口にしたナツの言葉に、ローは一瞬だけ視線を向ける。


「心当たりがねぇなら謝る必要ないだろ」


謝罪は不要と言いながらも、突き放すようなその口振り。
ナツの顔は引きつりに引きつった。


「……あ、アウトレットで会った人の事なら!確かに付き合…った?けど、1ヶ月で終わったし!カウントしてなかっただけだよ!」


取り敢えず弁解だと先程の誤解を解こうと試みるものの、それだけではまだ言葉が足りない。
ナツはローの怒りのタガを外したものの正体に、気付いていない。


「そうか…」


弁解を聞き入れてくれた風の返答とは打って変わり、ローは逃げ惑うナツの両手足を掴み上げてはそれをベッドの四方に備え付けられた鎖で拘束した。

突然のことに待ってと懇願するナツの声は相手にすらされない。


「いや、嘘ついたことは謝るから!話し合いを…」


鎖の長さはそこまで余裕がない。

ベッドに縫い付けられたナツは、この状況から逃れようと必死で弁解の言葉を並べる。


しかし、聞いてるようで聞いていないのか
ローの反応は薄かった。


なぜラブホテルの利用方法を知っていたのか。
ナツはそれをローに話していない。

彼女にとっては最早ネタでしかない黒歴史。
しかしローには
過去の男と訪れた時の記憶と映る。

カウントする必要がないというナツの言葉は
信憑性に欠けるものだった。


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