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Why大奥!?Trafalgar医院【ONE PIECE 】

第10章 シュライヤ



そして水を全て飲み干すと、ゆっくりと口づけから解放される。
ナツはぼんやりと彼に視線を向けると、軽く顔を引きつらせた。

「散々煽っといて、まさかこれで終わりと思ってねぇよな?」

目の前には、凶悪な笑みを浮かべているシュライヤ。

ナツは軽く後ずさろうとするが、すぐに引き戻されるとうつ伏せにされ、再び彼女の秘部へ彼の楔が突き入れられた。

「っあぁ!…う…そ…っま…」

ナツの静止の声も聞こえてないのか、再び激しく中を抉られる感覚にナツはシーツを掴む手に力を入れる。

もしかして私は、完全に地雷を踏んだのだろうか。

けしてそのつもりはなかったのだが、確かに誘ったのも私だし、好きにしていいと言ったのも私だ。

だけど、まさかここまで暴走されるとは思わなかった。
普段の優しさしかない彼だから完全に油断していた。

ナツは散々深く抉られて、再び吐き出された熱い体液の感覚を感じながらぼんやりとそんなことを考えていた。

「考え事とは随分余裕じゃねぇか」

そしてそんなナツの様子に気づいたシュライヤは、唇を軽く舐めると、彼女の抱きかかえ上げた。

所謂座位の体制で、再び激しく突き上げられる。

ナツは揺さぶられる感覚に振り落とされないようにシュライヤにしがみつくと、その激しい動きに耐えていた。







いったい何時まで続くのだろうか。

全く終わりが分からないその行為に、ナツの意識もだんだん遠のいていく。

目の前には、額から汗を流しているシュライヤ。
余裕のないその表情もカッコいいと思ってしまうほど、私もだいぶ彼に絆されているのだろう。

ナツは彼をゆっくり引き寄せると、最後の力を振り絞りシュライヤに抱きついた。

「…愛しています」

耳共で囁かれたその言葉。

シュライヤはその言葉に嬉しそうな表情を浮かべる。

「あぁ、俺も愛している。世界で一番、お前だけを」

優しく紡がれる彼の言葉を最後に、ナツは笑みを浮かべると、意識を失った。



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