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Why大奥!?Trafalgar医院【ONE PIECE 】

第8章 ロー



そろそろ解放してやろうかと思ったが、気が変わった。


再び覆いかぶさってくるローを、ナツは信じられないとでも言いたげな瞳で見上げる。

そんな彼女の仕草にすら興奮を覚えるらしい自分自身に笑みを浮かべながらも、非難のこもるその視線を通り抜け、耳元へ唇を寄せた。


「久しぶりに再会したんだ。全然足りねぇよ。だから…」


囁かれた甘い毒に、ナツは咄嗟に彼の身体を押しやる。


何となくその先の言葉を聞きたくなかった。


察しの良い恋人の様子に更にその笑みを深めるロー。
呼吸に合わせ、ドロリと白い体液を溢れさせる蜜壺へと、再び硬さを取り戻した楔を突き入れた。


「っは、…あぁ!?」


途端に湧き上がる彼女の悲鳴。

ローは激しく腰を打ち付けると、仰け反った白い喉に舌を這わせた。


長く飢えていた心がすぐに満たされるほど、彼の持つ欲望は浅くない。
ガクガクと揺さぶれられるナツの姿をぼんやりと視界に収めながら、ローは軽く自身の唇を舐め上げた。


今日は抱きつぶしてやろうか。


彼の瞳に宿る狂気を、今の彼女なら気づくだろう。
案の定さっと顔色を青くするナツ。

ローはくつくつと声を殺して笑うと、彼女の身体を貪りつくすために、より深く中を抉った。



最奥を突くこの感覚が堪らない。

喘ぐ声に拒否を示す言葉を織り交ぜながらも、
緩く突き上げれば焦れたように、僅かに腰をくねらせるその様子が愛おしい。

耳元で囁く愛の言葉に、締め付けることで返事を返すナツを
二度と手放したくはない。


「ロ、ぉっ……!本……とに、も……無理っ……!」


秘芽を擦り上げながらも、肩に膝を抱え上げ彼女を貪っていると
ナツの足の爪先がピンと伸びるのが視界に入った。


「まだイけんじゃねぇか。いいから付き合えよ」


ビクビクと楔を飲み込むような締め付けに眉を寄せつつ、再び腰を打ち付ける。


求めて、得て尚沸き上がるこの欲望に、この気持ちに
何と名前を付ければ良いだろう。


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