Why大奥!?Trafalgar医院【ONE PIECE 】
第8章 ロー
「っは、やっぱたまんねぇな」
ローはナツを口づけから解放すると、徐に起き上がりその身体をベットへと縫い付けた。
「中々ヨかった。ご褒美、くれてやるよ」
欲しいだろ?と笑うローのその様子に、ナツは軽く顔を引きつらせる。
逃げようにも、彼の楔は深く彼女に突き入れられたままだ。
体を捩ろうとする彼女の僅かな動向に気付いたのか、ローは一瞬その笑みを消した。
「っひ!?あぁぁ!?」
欲望も何もかもぶちまけるように、激しく腰を打ち付けられる。
その激しさに、ナツは背をしならせ、視界が真っ白に染まった。
「何度でもイケよ。おれの為だけに鳴いて、善がり狂ってろ」
イった余韻に浸ることなく再び深く抉られる感覚に、ナツの意識は次第に遠くなる。
必死に彼に縋りつき、湧き上がっては過ぎ去っていく快楽をただ
されるがままに受け入れ続けた。
無意識にローの名前を口にする彼女に、ローもまた彼女を名を愛おしそうに紡ぐ。
そして激しく口づけされると同時に
ナツは自身の中で、彼の雄が膨張するのを感じた。
「…ナツッ」
より激しく、深く奥を抉られる。
厭らしくうねる蜜壺の締め付けに耐えきれず、ローは最奥へと白濁を放った。
「…っは…ぁ」
ナツから漏れる吐息。
汗ばむ前髪をかき上げて視線を送ると、彼女はまだ意識を失っていないようだった。
ぼんやりとローを見上げてくるその濡れた瞳に、先ほど欲望を吐き出したばかりなのに、彼の中で再び熱が灯る。
「悪いな。ナツ」
ローは彼女の身体に手を這わせると、口元に歪んだ弧を刻み、笑った。