• テキストサイズ

Why大奥!?Trafalgar医院【ONE PIECE 】

第8章 ロー



「っひ、ぁぁ!?」


ローが動きに合わせて下から突き上げてやると、彼女の口からは悲鳴に近い嬌声が上がった。
一気に収縮する蜜壺に、ローは一瞬息を詰める。

厭らしく纏わりついてくる肉壁にイカされそうになるのに耐えていると、彼女がぐったりと倒れてきた。


「…自分だけイったのか?淫乱。おれはまだイッてねぇぞ」


ナツの腕を掴みその身体を起こすと、その瞳を覗き込む。
涙で濡れた瞳、唾液で濡れた唇、上気した頬。

その全てが、ローの欲望を駆り立てていると、彼女は気づいているのだろうか。


「ほら、早く動け」


嗜虐的な笑みを浮かべながら、ナツの腰に手を這わせ緩く腰を動かしているロー。
イッたばかりの彼女には、その刺激さえもきつかった。


「んぁッ…っも…むり…」


半泣きでそう訴えてくる彼女に、ゾクリとしたものがローの中で掛け上がる。


「何度も言わせんな。それとも、朝までずっとシてぇのか?」


彼から紡がれる無情な言葉に、ナツは目を見張る。
そして唇を噛みしめると、再びゆっくりと腰を動かし始めた。

すっかり濡れそぼった蜜壺からは卑猥な音が鳴り響く。
次第に疲れて震え始めてきた足を叱責しながらも、ナツは必死で動いた。
猛り切った雄に中を抉られる度に、ナツは掠れた喘ぎ声をあげる。
その姿を、ローは飽きもせず眺めていた。


なんか、海賊時代よりも色々拗らせてないか?


ナツはぼんやりとする頭で、軽く現実逃避を始めていた。


一時期とは言え、私が記憶を思い出すのが遅かったせいなのか、鬼畜ドSに加えヤンデレ度が向上している気がする……
まじかよ、ヤバイだろそれ。私が死ぬじゃん。

ていうかなんで私たちの始まりは何時も無理やりからなんだ?
確か海賊だった頃もそうだったよな。
あの頃は優しくしてと訴え続けたおかげで緩和したように思ってたが

なんでまたリセットされてるんだよ。

ローこそ大事なこと忘れてんじゃねぇか。
さぁ早くその優しさを思い出せ。


ナツはそんなことを思いつつ再びローに口づける。

そして激しく舌を交じり合わせ、腰の動きを大きくさせると、ローが小さく笑ったような気がした。

/ 347ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp