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Why大奥!?Trafalgar医院【ONE PIECE 】

第5章 激情




「…やっ…あぁあ!?」

ナツが物思いに耽っていると、突如激しい快楽が彼女を襲った。

身体に這わせられていた手は、何時の間にかバイブを掴んでいる。

そして手加減することなく抜き差しされため、遂に彼女の声が部屋中に響き渡ってしまった。


『……なに?もしかして院長お楽しみ中?』


電話口から微かに呆れたような声が聞こえる。

しかしそんなことを気にしている余裕など、ナツにはなかった。

もうすでに何回イッたのか分からない。

下腹部から漏れる卑猥な音に耳を犯されながら、ナツはベットの上で善がり狂った。


ローはペンギンの言葉を肯定すると、それがどうしたと突き放すように言った。

その言葉にペンギンから思いっきりため息が漏れる。







何となく途中から薄々感じていたが、それなら最初から電話に出ないで欲しかった。

今までにない彼の奇行に、一体どういう心境の変化が訪れたのか少し気になった。

ローの性格を考えれば、今回のこれはいささか不自然すぎる。

彼の行動から見える執着心。

今相手している女は余程いい女なのだろうか。


『ぁ……ぁあっ…んっ!……ゃあぁっ!!』

「……ナツ?」


鼻にかかった快楽を訴える喘ぎ声。

聞き覚えのある気がするその声に、ペンギンは思わず息を飲んだ。


『さぁな。お前がそう思うなら、そうかも知れねぇな』


何やら含みを持たせながら呟かれたその言葉。

否定ではなく、むしろその声のニュアンスは
先程の問いに肯定を示しているように感じられた。

そうだと言われればより鮮明にそう聞こえて来る気がする淫らな水音と喘ぎ声。

二人の間に沈黙が流れた。

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