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不完全な『アダムとイブ』

第5章 無神ルキ【心の壁】


ア「てめぇ....この俺様の顔に傷を付けやがって。ただじゃおかねぇ」

アヤトは再び らんに歩み寄るが....

?「もう、そのくらいでいいでしょう」

入口に立つ男

ア「なんだよ、レイジ。お前には関係ねぇだろ」

そこには何時から居たのか分からないレイジが立っていた
ユイ「レイジさん....」

レ「全く....放課後だというのに車に来ないと思ったら....これ以上面倒沙汰は止して下さい」

ア「ふざけんな。このまま終われるかよ。
このアヤト様に傷を付けたんだ、代償はきっちり頂くぜ」

らんは警戒する....が....

レ「....アヤト。」
ア「あぁ?」
レ「その方に手を出すのはよしなさい」

ア「なんでだよ」
レイジは らんを見るなり睨みつけ、

レ「貴様は一体何者だ?」
貴「........」
黙っている らんを見て

レ「いえ....やはり何でもありません

とにかく、アヤト。早く帰りますよ
直に、他の無神兄妹達も来る」

アヤトは不満そうに舌打ちをする
ア「おい。お前、絶対許さないからな
。そんな物俺様に向けた事....後悔させてやる。」
アヤトは足早に教室を出る

レ「小森ユイ」
レイジはユイに話しかける
レ「貴方が無神に居ることは別に構いません。しかし、定期的に血を与えに来なさい。」

ユイ「そんな....」
レ「ふっ....なんですか、今さら。

貴方はただの”餌"なのだから」

ユイ「........」
そうだ、逆巻の人達は結局みんな....

レ「無神ルキ。弟が大変無礼なことをして申し訳ありません。」

ル「ふっ。....思ってもない事を」
レ「ふふふ....では、私はこれで」

レイジも教室から出ていく
そして、その後直ぐにコウ達がやって来た
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