第5章 無神ルキ【心の壁】
ア「あぁ?」
アヤトは声がした方を向く
貴「....なんで....ルキが....」
ル「 らん....来るな....ぐっ....」
ルキは立ち上がろうとするが痛みが襲い体が動かない
ユイはアヤトの腕に押さえつけられ身動きが取れない
ユイ「 らんさん....」
ア「あぁ。確かお前、この間こいつらと一緒に居た奴だよな」
アヤトは少し考え....
バンッ!
ユイ「キャッ!」
アヤトはユイを押し飛ばし
ユイは机に体をぶつけながら倒れ込んだ
貴「ユイちゃん!」
アヤトは らんに歩み寄る
らんは後ずさりながらアヤトを睨みつけた
ア「お前、無神の兄妹とか聞いたけど....
てめぇ、ヴァンパイアじゃねーよな?
そんな奴があいつらと一緒に居るってことはお前も極上な血を持ってんじゃねーのか?」
貴「ビクッ!」
アヤトは不敵な笑みを浮かべた