第6章 アリスと友達
「じゃあ、まずは着替えようか!コーディネートはあたしに任せて♪」
(折角だから、いつもは絶対に着ないスカートとかワンピースとか、着せてみたいし~♡)
『じゃあ、お願い!
その間、私、何か作ってるね!』
「わあ!!本当!?エルちゃんが作ってくれるの!?」
『うん♪私、友達に教えてもらってて、料理の勉強中なの!』
「…そうなんだ~!楽しみにしてるね~♡」
(ルカに教えてもらってるのかな、いいなぁ…。)
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「『ごちそうさまでした!!』」
「おいしかった!ありがとう、エルちゃん!」
『ううん、こちらこそ、こんな可愛いお洋服選んでくれてありがとう!』
「それしかワンピースがなかったの…有り得ないよね…!?
有栖が着てるの見たことなかったから、見れて嬉しいわ♪
あとは、このグローブを付けたらOKだよ!」
『グローブ?
マリーさん、どうしてグローブを付けるの?』
「んー…。じゃあ、話をする前に、
エルちゃん、手のひらであたしの肌を触ってみてくれる?」
『…?うん、分かった…』
「どう?何か変わったことはない?」
『???何もないけど…。』
「………そう。じゃあグローブは付けなくてもいいけど、一応持っておいてくれる?何か異変があったら、あたしにすぐに言って欲しいの。いい?」
『うん、分かった。それで、グローブを着ける理由は何なの?』
「あの子は…、有栖は、手のひらで人や動物の肌に触れると、その相手の心が読めてしまう、不思議な能力を持っているの」