第3章 はじめまして
国「ユキさん、ですよね」
『うん。後で紹介するとは思うけど、マネージャーの岡崎ユキ。よろしくね』
少し話していると、監督とコーチが体育館に入って来たので、集合して新入生の自己紹介が始まる。
その間、持っていたノートにそれぞれの名前と出身中学やポジションなどを記入していく。
及「これで全員かな。じゃあ最後に、俺が主将の及川徹。で、こっちが…」
岩「副主将の岩泉一だ」
及「あとはマネージャーの…」
『岡崎ユキです。何かあれば遠慮せず言ってください。よろしく』
入「じゃあ早速だが、新入生の力を見たいからアップ終わったらミニゲームな」
「「「ハイッ!!」」」
入畑監督の言葉に、元気よく応えた部員を見ながら、私もマネージャーの仕事に取り掛かった。