第8章 練習試合〜vs音駒〜
練習中に私はお昼ご飯の準備。
さっき、衛輔に音駒の紹介をしてもらったから、もう名前は覚えた。
そしてちゃっかり衛輔と研磨とはお互い名前呼び捨てにして連絡先も交換した。
友達が増えるのは単純に嬉しいし、それがバレー関係なら尚更だ。
いろんな情報交換できるからね。
それにしても今回来てる音駒の部員は少ない。
8人…10人だったかな?まあ、それくらい増えても準備する量は大して変わんないなぁ。元々大量だから。
『よしっ!完璧!』
腕まくりしていた袖を戻すと同時くらいに、
黒「あー腹減ったぁー」
お、ナイスタイミング。
『お疲れ様。自由に取ってね』
夜「すげぇ!これ全部ユキが作ったの?」
犬「美味そうッスね!」
山「び、美女の…手料理…!!」
研「虎うるさい」
及「ふっふーん。ユキちゃんは料理が上手なの!」
松「なんでお前が自慢気なの」
岩「後ろ詰まってんだ。さっさと歩けグズ川!!」
及「酷いっ!!」
花「お先ー」
国「及川さん邪魔です」
及「国見ちゃん!俺先輩!!」
『いや、ほんと邪魔だから』
わちゃわちゃしながらの昼休憩も終わって、練習試合開始。