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【HQ】まいすくーるらいふ

第8章 練習試合〜vs音駒〜


〜黒尾side〜



黒「…で、これはどんな状況?」


挨拶をしたとほぼ同時に男4人に囲まれるってどういう事だ?

男に囲まれても全く嬉しくないんだけど。

しかも、少し離れた所からじっとこっちを見てる真ん中分けのアイツ…もの凄く気になるんですけど。


ユキに助けを…って夜久と喋ってるし。

お?研磨がユキのこと何となく気にしてる。珍しいな。

…じゃなくて。だれか俺を助けて!!



及「黒尾…だっけ?ユキとはどういう関係?」

松「あいつは偶然知り合ったって言ってたけど」

花「それってどういう事?」


なるほどな。みんなユキの事が大好きってわけか。

さぁて、なんて説明しようか。

…って、さっきからずっと俺を睨みつけてる副主将がマジで怖ぇんだけど。


黒「うちの部員が迷子になったのを助けてもらったんだよ」

土地勘ないから道教えてもらった時に知り合った。と、結局正直に答える。

別にビビったわけじゃねえ。断じて。



花「なーんだ。ただ単にユキが優しかったってだけじゃん」

松「だな」

岩「及川の勘違いかよ」

及「みんなだって気になってたじゃんっ!」


おーおー、あからさまに安心してる。


黒「もし、ナンパしたって言ったら?」

「「「ユキには近づかせねぇ!!」」」

黒「あー…それは俺でも同意だわ」



『徹ー!練習始めなくていいのー?』

及「ユキちゃん!音駒の分もドリンクお願いできる?」


もちろん。と、うちのボトルを持ったユキが体育館を出て行くのを見ながら、

及「じゃあ今日はよろしく」

黒「こっちこそ」

及川と握手をして、練習に取りかかった。



〜side終〜

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