Delicate love * pink *【気象系bl】
第2章 離れる、なんて。( S*J ver. )
「ふふっ。そーだね、誕生日だもんね」
優しく微笑んだあと、
「わかった、もう焦らさないよ」
なーんて真剣で妖艶な顔に変わる。
「んーっ,はあっ…ぁ,ん,ん,あ,ぁん,」
どんどんと深く突かれるナカと、
指で弄ばれる胸の先と、
俺と翔くんの体に挟まれて擦られるモノと
俺の声と
翔くんの吐息と
繋がったところから響く水音と
全てが快感に繋がって
熱が増えていく。
どうしよう、
どうしよう。
もっともっと、と求めて揺れる腰が止まらない。
宣言通り、焦らさなくなった翔くんの動きが全て
俺のナカのいいところを狙って
溢れるほどの快感を得ているのに
なんでだろう
もっと、もっと、
欲しくなる。
「しょおっ,くんっ…あ,も,イきたいよぉ,」
無意識に伸ばした腕は、ぎゅっと捕まれ
指先を絡めてしっかりと握られる。
「ん、イこ、一緒に」
翔くんの言葉にこくこく、と何度も首を降る。
もう、限界。
求める俺に答えるように
より強くなった律動
的確にいいところを狙っていて
快感が上へ駆け抜けていく
胸を弄んでいた手はいつのまにか俺の中心を握りこんで
ゆるゆると上下に擦る
「はぁ,あぁ,ん,ぁ,…あん,んん,あぁ」
近づいてくる絶頂
俺のナカの翔くんも
これ以上ないほど張りつめて脈打ち、
限界が近いのが分かる。
「あぁん,しょ,くんっ…もぉ,むりっはぁ…」
「ん、俺もっ」
いっそう強く深く突き上げられ
俺の中心の先をぐりっと親指で擦られた途端
一気に頂上まで引き上げられ、
あっという間に俺のお腹と翔くんのお腹の間が熱く濡れる。
それと同時に、俺のナカも、
暖かいものが広がった。