第14章 14
何となく最後まで学校にいてもいいという気分になった
銀八からこれ以上休むと進級が危ないと言われていた
今俺の前には朱音が座っている
こいつが居れば学校もそこまでつまらくはないと思った
『晋助っ!』
いきなり振り向いて名前を呼んでくる
「…ぁあ?」
『今日さ、なんとか座流星群なんだって!またあの公園で一今度こそ一緒に見ようよ!』
…悪くない
『じゃあ昨日と同じ時間にあの公園でねっ』
こいつといる空間は嫌じゃねェ
学校も終わり、街をぶらぶらして時間を潰す
約束の時間になり公園にいってみると…
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