第14章 14
「ほんとに高杉来たアル!」
「チャイナ、例の約束覚えてるだろうなァ。さっさと俺にジュース買ってきやがれィ」
「まじでか!?高杉まじでか!?」
「まさかあの高杉が星を見に来るとは…」
『あ、遅いよ、晋助!もうみんな集まってるよ!』
そこには朱音の他に銀八たちもいた
しかも銀八と土方ががっちり朱音の隣をキープしている
「ちょ、落ち着けって!」
俺が黒いオーラを出してやると他方から声がきこえる
目をやると知らない奴がいた
「あ、俺は朱音と一緒に転校してきた宮崎 葉だ。よろしくな」
こいつの目はどこか銀八に似ている
『晋助っ!葉がせっかく挨拶したんだから、無視しちゃだめでしょ?』
「いいよ、朱音。俺こいつとは仲良く出来そうだから」
他の奴等なんて関係ねェ
お前だけが俺の中に入ってきてくれ
多分ここにいる奴等はお前に好意を持っているがな、
俺に夢中にさせてやる
俺はお前を手に入れてみせるぜ、朱音
クククッ…