第14章 14
『あ、自覚ないんだ。ならあたしが今無理に聞くことじゃないね』
勝手に話を進めていく
『気付いたらあたしに相談してもいいよ!いつでも聞くからねっ』
自分の胸をぽんっと叩く
何で上から目線なんだ、こいつは
そして俺の横に転がる
『冬場はやっぱ寒いね~!けどここは太陽当たってるからまだマシか!』
「寒いなら帰ろ」
『えっ?じゃあ一緒に帰ろうよ!あたしがジュース奢ってあげるからさ』
俺はお前だけ帰ろって言ったんだよ
『ほらー、早く立って!』
腕をぐいぐい引っ張ってくる
その引っ張る腕を引き寄せ押し倒す
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