第6章 6
お互いの家に一旦帰る
あたしはご飯の準備を始める
途中鍵を開けておいた扉から宮崎くんが入ってくる
「お邪魔しまーす。あ、これ家にあったから持ってきた」
そう言って差し出してきたのは大量のジュースとお菓子だった
『こんなに?』
「どうせ一人じゃ食べきれねぇからな。言っとくが俺が買ったんじゃねぇぞ?親父が送ってきたんだ」
『あーはいはい。何か嫌いな食べ物ある?』
「…ピーマン」
宮崎くんの顔を見ると真っ赤になっていた
『ぷっ!あはははははっ!ピーマンって!子供みたい!』
『う、うるせぇぇぇぇ!いいじゃねぇか!嫌いなモンは嫌いなんだよ!」
真っ赤な顔で怒られても何も恐くない
あたしがいつまでも笑っていると宮崎くんの逆襲が始まった
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