第6章 6
次の日は学校は休みだったため誰にも会うことはなかった
…はずだった
家にいても気が滅入るため、買い物に出掛けることにした
近くのスーパーに入る
そこには宮崎くんがいた
『宮崎くん!』
「おう、立石じゃねぇか!体調はもういいのか?」
『うん、ありがとう!その…あたし昨日何か変なこと言った?』
みんなの表情から、あたしは昨日寝言で何か言ったに違いないと思った
「あー…いや、何も言ってねぇよ」
『…そっか!ありがと』
あたしは宮崎くんの言葉を信じることにした
ふと宮崎くんのかごの中を見るとあることに気付く
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