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第29章 29



高杉side

俺はこの日が大嫌いだった

学校に行けば得体の知らねェ箱がびっしりと下駄箱や引き出しに詰め込まれている

だから毎年この日は絶対ェに学校には行かない

だけど今年は違った

朱音がいる

アイツからのモノなら甘いモンが嫌いでも食べる

けど俺は結局学校に行かなかった

何となく、アイツなら…

ピンポーン

インターフォンが鳴り扉を開けると、そこには 朱音の姿があった

『や!サボりの晋助くん!』

朱音なら俺の所まで来てくれると思ってしまったから



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