第4章 4
中に入ると用意されていた座席に座る
転校生ということもあって、あたしと宮崎くんは先生の隣に座らされた
あたしの反対の隣はもちろん神楽だ
前には沖田くん、土方くんがいて、同じテーブルには妙ちゃん、九ちゃん、近藤くん、新八くん、山崎くん(さっき初めて名前と存在を知った)、桂くんがいた
「俺の扱いひどくない?泣いていい?もう泣いていいよね」
山崎くんが何か言ってるけど、今はそれどころではない
…てかなんで心読んでるのよ
じゃなくて!
この面子…濃い!
肉が運ばれてきたりなんかしたら…
「お待たせしました~!カルビお持ち…ヒイッ!」
店員が逃げてしまった
あたしだって逃げたい
「「「「「「「肉は俺/私のものだァァァァァァァ!」」」」」」」」
…肉争奪戦が始まった
→