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第4章 4


食べ放題のためいくらでも食べられるのだがなかなか肉をゲット出来ない

隣の銀八先生、神楽、前の沖田くん、土方くんが特に激しく肉を争っている

それに加え銀八先生はもちろん、沖田くんと土方くんにはお酒も入っている

…高校生だけど

「朱音ちゃーん!ほら、朱音ちゃんも飲みなよ!」

ぐいぐいお酒を勧められる

何で教師が生徒にお酒勧めてるのよ

「ここで飲まなきゃ男じゃありせんぜィ」

いやあたし女だし

「飲めよ。介抱なら俺がしてやる」

介抱が必要なのは土方くんでしょ

だめだ、この三人既に酔ってる

こういうのを断ったら余計にめんどくさくなるのはよく分かっている

『…分かりました、いただきます』

お酒には強い自信があった

…あっただけだった

実際には多分普通の人よりは強いだろう

奴らが普通じゃなかったのだ

あたしの意識はそこで途絶えた


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