• テキストサイズ

3Z

第20章 20



ひとまず親たちを教室に入れる

『何で学校に来てるの?』

「すまない。どうしても朱音がどんな様子で学校生活を送っているか知りたかったんだ」

朱音と朱音の親父さんは父と子の立場が逆になったようだった

「ま、まぁいいじゃねェか。今日から学校も半日で終わるんだしよ」

今日から短縮授業が始まる

「せ、先生!あなたはいい人だ!」

さっきまで俺に向けていた目とは一変、すがるような目で見てくる

『先生、甘やかしちゃダメ!』

「朱音はどんどん母さんに似てくるなぁ」

そういう親父さんの顔は心底嬉しそうだった

「いいじゃねェか。プチ授業参観的な?せっかくだから見てもらえ」

お、今の教師っぽくね?

ていうか俺今親父さんに気に入られておけば…

将来楽じゃねェか!



/ 228ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp