第20章 20
ち、父親ァァァァァァァァァ!?
そう言えば朱音の部屋にあった写真の男に似ているような…
「お、お父様でございましたかァァ!いやァ、僕も知らなかったんでェ!ほら、生徒の安全を護る以上疑っていかないといけませんよねェ!?」
必死の弁解も虚しくお父様の機嫌は悪くなっていく一方だった
葉の両親は笑っているけど
すると騒ぎを聞いてか教室の扉が開いた
『もう、先生!遅刻してきた上に廊下で騒がないでよ!…って、お父さん!?』
その言葉を聞いてか葉が飛び出てきた
「お、おはようございます!」
それにつられるように生徒全員が出てきた
「どうしよう!見つかってしまった!」
「落ちつけって!だからもっと隠れようって言ったんだ!」
予想以上にテンパる朱音の親父を葉の親父がなだめる
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