第15章 15
「立石~、それ一口くだせェ」
立石の食べかけのパフェを一口ねだってやる
すると旦那や土方さんの表情が…
ほら、凄まじいモノへと変化する
これほど面白いモンはねェ
充分に楽しんだ後、時間も時間になったため解散することになった
冬の夜は日が暮れるのが早い
夕方6時を過ぎる頃には辺りは真っ暗になっていた
俺の目の前では立石とチャイナが仲良さそうに話している
その前では旦那と土方さんがいつものように喧嘩をしている
高杉はいつの間にか消えていて、俺の隣で葉は立石を見て微笑んでいる
俺の周りには立石ぞっこん野郎しかいねェのか
そんなことを考えながら角を曲がった
と同時に凄まじい音のクラクションと共に大型トラックが曲がってきた
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