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九番目の真祖は城田真昼の友達だった

第4章 虚栄の真祖


そう言うとマジシャンの上から人が降ってきた。
そして蹴りでお店まで吹っ飛ばした。

「クロ!!どういうことだよこれ!」
降ってきたのはスリーピーアッシュ(人型)で一蹴りで吹っ飛ばした。

……口説いが、綺麗に飛ばした。窓ガラスがキラキラ光ってた。
「はぁ……全く…陽香は……もっと緊張感もてよ!」
「えぇ〜?」
「ってそんなことよりクロ!どうしたらいいんだよ!」


「取り敢えず……逃げるぞ!!」

「え!?待て待て待て!く、クロ〜!?!?」
「真昼〜!!置いてかないで!?」

動物化したクロは走って真昼を連れて逃げてしまった。

……いや、真昼を連れて逃げてしまった……か。


取り敢えず言えるのは……

「このあと、どうしたらいいのかな!?」

虎雪も龍征も固まっちゃってるし……
血は……止まったか。
「取り敢えずは安心と……一応ハンカチ巻いておこう……」
明日大丈夫かなー…

さっきのマジシャン、復活したら龍征達を守れるのは私だけ。か……

「一応今度こそ戦闘準備しておくかな?」
忘れてたけど虚栄の真祖だからね!
でも戦争はやりたくないな。
「もっと……こう……平和に解決できないかな…?」


パリンっ!!

私の呟きは割れたガラスの音で遮られてしまった。
「なんだよォ……スリーピーアッシュめェ……!」


「おっと、復活……早いね。サブクラスなのに……」
私は武器の短剣を出し戦闘準備を整えた。
「仕方ない。クロもいるし、足止めがいいね。」
マジシャンは私に気付いて武器を出した。

「それと、龍征達には指一本触れさせないよ。」



龍征に噛み付こうとしたのは許せないから。
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