第4章 【一松】猫
猫の鳴き声
まさか、、
猫の鳴き声のする方に歩くと
「やっぱり、、一松!」
そこには草の茂みに隠れて
猫と戯れている一松が居た
一「あ、ゆかり」
「一松が一緒に帰ろうって言ったんじゃん!」
一「ごめんごめん、ついこの子が可愛くて」
「私より猫の方が大事なんだ」
そう言うと、一松はそっぽを向いて
一「俺もゆかりを探してたけど...
十四松と楽しそ〜に話してたからさ
邪魔したら駄目かなって?」
と、少しにやけて言ってきた
こっちにも非があるって言うの?!
「私はただ一松を探してただけで、、」
一「前から言ってるよね?俺は兄弟にすら嫉妬するって」
「一松だって、猫と」
一「嫉妬させようとしたんだよ、嫉妬させてきたから
てか、
猫にも嫉妬するの?」