第6章 クリスマスの悪戯~これからもずっと~
家康「ぷっ、ほんと子どもみたい。」
「えっ…?」
家康「でも、そんな歌恋も可愛い。」
「うん…///」
暫く二人は肩を寄せ合い、降り積もる雪を眺め、聖なる夜を過ごしていった。
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翌日
駿「わー!!おじい様!!雪が積もっている!!」
桜花「すごーい!!すごいねー」
遠乗りに行ったその日、そのまま天主で3人で眠り、特にぐずることもなく翌朝目が覚めると、外の景色が一面真っ白ですぐに外へと行きたいと言われ、中庭に行ってみることに。
信長「雪を見ても特に何かを思うことはなかったが、こうやって子どもたちがはしゃぐ姿を見るとまた違うもんだな。」
駿「おじーさまー!!見てください!!雪に木の実が落ちて色がついてる!!
桜花「見て―!!おてての形ついた!!」
信長「あぁそうだな。だが、あまり長い時間いると冷えるからな。」
第六天の魔王といわれた信長も、この時は一人の孫を見守るただの男になっていた。
第六天魔王も孫の前では形無しだな。っと。