第4章 クリスマスパーティーと二人の逢瀬~
宴が始まり、それぞれのお膳が各自のところへ運ばれていく。
「みんなー、わたしと政宗が作った“クリスマス・スペシャルメニュー”持ってきたよ!!」
三成「なんだか美味しそうなものばかりですね!!家康様の煮物は人ひと際赤いですが別の物ですか?」
家康「三成うるさい、お前はこれでも食べてろ。」
三成「家康様のが頂けるなんて…?!!うぅっ!!」
家康は自分の煮物の人参(七味大量乗せ)を口に突っ込んだ。
秀吉「さ、みんな乾杯するぞ!!」
全員『かんぱーい!!』
秀吉の号令で乾杯をし、クリスマスの宴が始まった。
光秀「くくっ、三成はまだ水を飲んでいるのか。」
三成「政宗様…、なにか口直しになるものを…あぁ…口が…」
政宗「おいおい、家康の煮物、それもしかも唐辛子たっぷりの人参を口にいれらるなんてな…」
家康「いい気味だし。」
「もう!!家康!!三成君にあんなことして…」
「はい、三成君、これ食べて!!」
歌恋は三成に自分の分の吸い物を渡し、飲ませた。
そんなやりとりをしている中、信長が駿と桜花を手招きして呼んだ。