第4章 クリスマスパーティーと二人の逢瀬~
子ども達の支度を終わらせ、
「大変!!政宗と宴の料理の準備があるんだった!」
家康に子どもたちのことを頼み、政宗のいる台所へ向かうことにする。
「じゃ、家康子どもたちの事おねがいね!!」
家康「うん、料理楽しみにしてる。」
安土城の部屋で家康と歌恋は【行ってきます、行ってらっしゃい】のキスをし、歌恋は台所へ、家康と子ども達は広間で飾り付けや、宴の準備をしながら時間が来るまで待っていた。
「ごめん!!政宗、遅くなっちゃった。」
政宗「大丈夫だ。そっちの大きな鍋で煮物つくってくれるか?」
「分かった!!」
二人で考えた献立を台所の担当の女中さんにも手伝ってもらいながら次々に仕上げていく。
政宗「あー、歌恋、光秀のは盛り付けしたら全部載せなくていいからな。」
「そっか、光秀さん全部ごっちゃにして食べちゃうもんね。」
三成のには人参が細かく入ったものを用意し、家康はなんにでも七味をかけて辛くするからと予めか辛さを増しマシにしてつくるなど、個人の好み、食の様子によって盛り付けなども工夫し配膳していった。
子どもたちには“ツリー”をモチーフにした飾りや、“サンタクロース”に見せたりとキャラ弁風な盛り付けにし、少しでも楽しめるような工夫がいくつも取り入れられていた。