第8章 【聖夜の翡翠princess】最終幕※R18
「だ、だめっ……こんな所でっ!そ、それにまだ、お風呂に…っ」
「後で一緒に入る」
(そう言う意味じゃなくて……っ)
一番見られて恥ずかしい部分。
「やっ、みちゃ!」
それがぱっくりと広げられたのが、
見なくても指の感覚だけで伝わり……
熱い息がかかるのを感じた後、
ペロッ。
「ひぁっ!」
「まだ、魔法解きたくないから。じっくり……溶かしてあげる」
この、蕾から。
「ひぁっ、あ、ぁぁ…っ!」
「まだ、ちょっと舐めただけ」
まだ姿を隠した、敏感な部分。
家康はその周りを舌先でちろちろと、ゆっくりと縁取るように舐め、私の反応を見ながら……
「赤く…ぷっくりしてきた」
視線をそこに突き刺す。
「はっ、…はぁ。お、ねが…い…そ、ンなこと…」
「ちょっと、刺激するだけで……すぐ膨らんで…」
「も、もう…お、ねが…っ…」
「優しくしないと…。ほら、こんなに主張して…悦んで……」
自分では見えない、 敏感な部分の様子を伝えられて……頭がおかしくなりそうになる。家康はそれでも、そこに直接、刺激がいかないように、不意に舌先を掠めたり、割れ目から溢れる愛液を啜り……
じゅるっ……ちゅ、っ…。
ちゅっ、ペロッ……じゅ、っ…
「蜜もとまんない。…す、ご…っ…」
快楽の波が少し落ち着くと……
一気に巧みな舌遣いで、突起を刺激する。
「かわい。こんなに熟して震えて……」
「い、いわなっ……ひあぁ、ぁ!」
きっと今、そこは真っ赤に腫れ上がっている。グリグリされ、円を描くように舐められ、ちゅっ、と軽く吸われて……
雪のように、
はらりはらりと涙が頬を伝う。
(も、う……だ、めっ…溶かされる前に、壊れちゃう…)
ガクガク震える足。
今にも崩れ落ちそうになり、必死に手を伸ばして、家康の後頭部を掴む。
「い、えや、す……」
「ほら、ラクにしてあげる。……その代わり、俺から視線外さないでよ」
欲望にまみれたゾクゾクした瞳が、
更に追い討ちをかけてくる。
脚を自分で持つように言われて……恥ずかしくても、もう身体の疼きに限界がきていた私は、膝の裏に手を回すと……
「素直で可愛い……」
ほら、いっぱい溶かしてあげる。