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FF15 同時時期の婚約発表

第11章 Chapter11


カメリア首相「こちらこそよろしくおねがいしますね」

部屋を出て建物出るまでは、お互いに何も喋らないまま。

建物を出て門を出ると、レイブスがいた。

レイブス「首相との会談上手くいったのか?」

アリス「うん、このオルテシェで結婚式ができるようになったんだちなみに、レイブスは結婚式が二週間後って知ってた?」

レイブス「あぁ、確か三週間前に知らされた」

ホテルに戻って、急いでプロンプト、イリス、グラディオ、ノクト、イグニス、シドニー、シド、コル将軍、ルーナに手紙を書く。

結婚式の案内状だ。

書き終わる頃に、アーデンがのぞいてきて言う。

アーデン「結婚式の案内状?」

アリス「そうだけど」

アーデン「ちょっと封筒を閉じる前にまってて」

アーデンはカバンの中から9枚のネックストラップを取り出してきた何だろう?

アリス「それ何?」

アーデン「結婚式当日に船で来る為の入国許可証だよ、普段の入国許可証じゃ入れないからね」

一緒に同封して、ノクト達いつ来るんだろう。

来る時にはメールくれるかな?

そうだ携帯でメール打っておこう。

送信してあとは返信を待つのみ。

アーデン「顔ニヤケてるよ、そんなに嬉しい?」

アリス「だってイリス、ノクトとルーナに会うのは結婚式以来だもん楽しみだよ」

アーデン「明日にはウェディングドレスを一緒に決めに行こうね」

あれ? アーデン仕事は?

アリス「仕事は?」

アーデン「仕事はこっちに送られて来るから平気だよ」

帝国に戻らないんだ。

一緒に過ごせるんだ、結婚式の準備一人でやらなくて良かったそれだけが心配だった。

携帯がバイブの音を鳴らす。

何だろう?

プロンプトからだ。

メール内容

『アリス結婚式二週間後なんだ、招待状楽しみにしてるよ。 そうだ旅の写真何枚かさっそく明日そっちに送るね』

写真かぁ結婚式には必須アイテムだもんね。

アリス「プロンプトがね、旅の写真何枚か送ってくれるって」

アーデン「この写真も使う?」

渡された写真は私が、高校二年生の時の文化祭の写真。

いつ撮られたのかも分からない写真。

アリス「これをどうするの?」

アーデン「そりゃあ二人の婚約記念日の写真だよ」

アーデン単独の写真プロンプト送ってくれるかな。
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