第11章 Chapter11
カメリア首相「こちらこそよろしくおねがいしますね」
部屋を出て建物出るまでは、お互いに何も喋らないまま。
建物を出て門を出ると、レイブスがいた。
レイブス「首相との会談上手くいったのか?」
アリス「うん、このオルテシェで結婚式ができるようになったんだちなみに、レイブスは結婚式が二週間後って知ってた?」
レイブス「あぁ、確か三週間前に知らされた」
ホテルに戻って、急いでプロンプト、イリス、グラディオ、ノクト、イグニス、シドニー、シド、コル将軍、ルーナに手紙を書く。
結婚式の案内状だ。
書き終わる頃に、アーデンがのぞいてきて言う。
アーデン「結婚式の案内状?」
アリス「そうだけど」
アーデン「ちょっと封筒を閉じる前にまってて」
アーデンはカバンの中から9枚のネックストラップを取り出してきた何だろう?
アリス「それ何?」
アーデン「結婚式当日に船で来る為の入国許可証だよ、普段の入国許可証じゃ入れないからね」
一緒に同封して、ノクト達いつ来るんだろう。
来る時にはメールくれるかな?
そうだ携帯でメール打っておこう。
送信してあとは返信を待つのみ。
アーデン「顔ニヤケてるよ、そんなに嬉しい?」
アリス「だってイリス、ノクトとルーナに会うのは結婚式以来だもん楽しみだよ」
アーデン「明日にはウェディングドレスを一緒に決めに行こうね」
あれ? アーデン仕事は?
アリス「仕事は?」
アーデン「仕事はこっちに送られて来るから平気だよ」
帝国に戻らないんだ。
一緒に過ごせるんだ、結婚式の準備一人でやらなくて良かったそれだけが心配だった。
携帯がバイブの音を鳴らす。
何だろう?
プロンプトからだ。
メール内容
『アリス結婚式二週間後なんだ、招待状楽しみにしてるよ。 そうだ旅の写真何枚かさっそく明日そっちに送るね』
写真かぁ結婚式には必須アイテムだもんね。
アリス「プロンプトがね、旅の写真何枚か送ってくれるって」
アーデン「この写真も使う?」
渡された写真は私が、高校二年生の時の文化祭の写真。
いつ撮られたのかも分からない写真。
アリス「これをどうするの?」
アーデン「そりゃあ二人の婚約記念日の写真だよ」
アーデン単独の写真プロンプト送ってくれるかな。