第11章 Chapter11
ホテルに戻って、シャワーを浴びて寝た。
次の日
二台の車でガーディナに向かう。
イリスと私はアーデンの車。
シドニーはプロンプトの車に乗った。
私は後ろの席で寝ていた。
日差しが暖かいなぁ。
何やらアーデンとイリスが話してるけど。
対して気にしない。
今はとにかく眠い。
あれからどれくらい寝たのだろうか?
アーデン「休憩だってさ、アリス起きて」
アーデンの声がして、目を開けるとパーキングエリアだ。
体を起こすと、車にはみんないない。
アリス「みんなは?」
アーデン「トイレ休憩に行ってるよ、アリスはトイレ大丈夫なら前の席に乗って」
起き上がって、前の席に座る。
アーデンは運転席に座る。
あぁまた眠たくなってきた。
ウトウトしてると、後ろの席でバタンと音がしてイリスが乗り込んできた。
プロンプト、グラディオ、シドニーが戻ってきた。
プロンプトの運転で、車が先に発車する。
続いてアーデンも車を動かす。
しばらく走り出すと、イリスが話しかけてきた。
イリス「アリスは水着下に着てるの?」
アリス「着てないけど」
そうだ、着替えるところあるのだろうか?
イリス「私はさっき着たよトイレで」
アリス「現地でホテルで着替えるよ」
アーデン「貸してもらえるといいけどね」
貸してもらえるでしょうそれくらい。
午後2時頃にはガーディナに着いた。
私はガーディナのホテルで、水着に着替えた。
砂浜に行くと、既にみんな泳いでいた。
イリスはナイスバディで、私はナイスバディではない。
自信がない。
すると遠くで、プロンプトが話しかけてきた。
プロンプト「アリス〜こっちだよ」
海の中に入る。
アリス「冷たいね」
それに気持ちいい。
イリスはシドニーとグラディオと遊んでる。
アリス「アーデンは?」
プロンプト「あそこ」
指を指した先に、浮き輪の上に乗っかってプカプカと浮かんでのんびりしてる。
プロンプト「転倒さしちゃおうよ」
後が怖そう。
アリス「やめときなよ、後が怖そうだよ」
プロンプト「平気だよ、水の中だから」
関係ないと思うけど、でもアーデンはもうプロンプト達には敵意はないから大丈夫かな。
プロンプトは海の中に潜った。
私はやる気がないから遠くで見てるだけ。