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FF15 同時時期の婚約発表

第4章 chapter4


飛空艇でオルテォシェに着くと、アーデンとレイブスは別行動をとる。

私はアーデンと共に歩く。

アーデン「綺麗な街だねぇいつ見ても」

何回か来ているのだろうか?

アリス「うん、綺麗な街だと思う」

アーデン「そうだ、この街で結婚式やらない?」

結婚するつもりない。

アリス「結婚するつもりない」

アーデン「アリスは首相と会うの初めてだっけ?」

スルーですか、首相? 誰それ?

アリス「会ったことない」

アーデン「そうなんだ、明日会うからさ楽しみにしててねレイブス将軍も来るからさ」

ホテルに着くとようやくベッドで横になれる。

ノクト達今頃どうしてるんだろう。

時刻を見ると19時外は暗い。

アーデンはシャワーを浴びるし。

呑気に鼻歌なんか歌って。

明日この国の首相と会うのかぁ。

アーデンがようやくシャワーから出てくる。

私もシャワー浴びよう。

服を脱いでっと。

お湯を出してっと。

気持ちいい。

目を瞑って髪の毛を洗ってシャワーで温まる。

アーデン「アリスさ、風呂入ってる時にもネックレス外さないんだ?」

後ろから聞こえた声に、目を開けて鏡を見ると後ろにアーデンが立ってる。

しばらく沈黙が続く。

って覗き?!

アリス「いぎゃーーーー!」

アーデンに向かってシャワーをかけてしまう。

びしょ濡れ。

髪がびしょ濡れで近づいて来た。

怒らせた?

アリス「あの・・・ごめんなさい」

アーデン「ねぇ? アリスさあの三人に好かれてること知ってた?」

壁だ

壁に左手をつき、私の顔に近づいてきた。

近い

アーデン「もちろん恋愛対象だよ」

恋愛対象で、プロンプト、イグニス、グラディオは私のことを?

息がかかりそうなくらい近い。

口で息をする

アーデン「キスとかされた?」

アリス「されてない、むしろ恋愛対象なんて思ってもなかったし」

右手で顎を掴まれる。

シャワーのヘッドを右手で握りしめる。

落としたらまたアーデンをびしょ濡れにするし。

私も被害が出る

寒くなってきた

アーデン「目潤んでるよ? どうしたの? そんなに俺が怖い?」

怖いとか

それどころじゃなくて

寒くて

どうしたらいいのか分からなくて
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