• テキストサイズ

FF15 同時時期の婚約発表

第12章 Chapter12


アリス「本人に言えないの」

グラディオ「ドレスを試着して、二人でデートに行け」

仕事があるし。

アリス「仕事が・・・・」

グラディオは左の方を見て言う。

グラディオ「引き受けてくれるよな?」

誰に言ってるの?

レイブス「あぁ、宰相にこれから聞いてくる」

監視されたのかな?

アリス「監視してたの?」

グラディオ「そうだろうな、アリス高校の時のバレンタインの返事だが」

そっかその返事まだ聞かせてもらってなかったけ?

私アーデンを好きになる前はグラディオを好きだった。

グラディオ「俺はアリスと友達でいたい、これからもいい返事できなくてごめん」

アリス「いいの、私もその方が気が楽だよ。 ねぇ? グラディオ目を瞑って」

目をゆっくひと瞑るグラディオ。

私は背伸びをしてグラディオの唇にキスをした。

軽いキス。

目を開けてパチクリとする。

アリス「グラディオは初めてかな?」

グラディオ「あぁ、初めてだ」

アリス「良かった、アラネアのところに行こう」

戻ると、アラネアとイリスがいない。

アリス「あれ? アラネア? イリス?」

後ろを振り返るとグラディオもいない。

私迷子?

グラディオが迷子?

まさかノクトじゃあるまいし。

方向音痴のノクトだったら分かるけど。

後ろから誰かに抱きしめられる。

誰?

痴漢?

アリス「離してください、私には婚約者がいるんです」

???「その婚約者だよ」

この声、この腕まさか・・・・アーデン?

離されると後ろにはアーデンがいた。

アリス「嘘? なんで?」

アーデン「仕事早く終わってね、ドレス見に行こう」

手を引っ張られる。

夜の街をアーデンと歩けてる。

幸せ。

お店に着いて試着する。

サイズはピッタリ

ドレスは水色で綺麗

お店を出ると、アーデンは船に乗ってどこに私を連れていくのだろうか?

ここは?

確かルーナが演説をしたところ。

そして明日ここで結婚式を行う場所

アーデンは私の頬を両手で掴んで言う。

アーデン「ごめんね、構ってあげれなくて」

アリス「いいんです、仕事が忙しいんですから」

アーデン「これからは嫌でも一緒にいるんだからね」

結婚するんだもん、そばにいられる。

アリス「側にいられるのは妻の特典だよ」

アーデン「指輪さの秘密」
/ 110ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp