第3章 戦国時代のX'mas ~準備編~
「せっかくだし、クリスマスプレゼントとしてあげたら?時期的にもうすぐでしょ?」
「あ、本当だね。クリスマスパーティーとかしてたな~。戦国時代にいると、現代のイベントとかが懐かしく感じるね。」
現代にいた頃のクリスマスを思い出す陽菜。
小さいころ、姉と仲良くツリーの飾り付けをした、家族でのクリスマスパーティー。
友達と、プレゼント交換をして、鍋パーティーをしたクリスマスに、イルミネーションを観に行ったりしたクリスマス。
どれも楽しいクリスマスの思い出だ。
「プレゼント交換とかしてたな~♪……あ。ねぇ!信長様にクリスマスパーティー出来ないか聞いてみない?皆でしたら楽しいよ!」
「したいしたい!信長様、新しいこととか好きだし、やっていい。とか言ってくれそう!」
香菜のアイデアに、食いついた陽菜
「じゃあ、急いでお城に帰って、クリスマスパーティーのこと、いろいろ考えよ!それを明日、信長様に相談しよっか?」
「うん!」
姉妹は急いで、城に帰り、クリスマスパーティーですることなどを考えた。