第5章 戦国時代のX'mas ~二人っきりのX'mas~ ※R18
続きの間に入り、襖を閉めると、その場にしゃがみこみ
「(お姉ちゃんめーー!!///)」
心の中で、とりあえず叫ぶ。
恨みがましい、だけど真っ赤な顔で、手紙をもう一度読むと……
『陽菜へ♡
クリスマスパーティー、楽しかったね!家康さんも陽菜のサンタ服姿、喜んでたし良かったね!
もっと陽菜達が楽しめるように、ミッションを言い渡すね!
もう一度、サンタ服を着て、家康さんに
『プレゼントはわ・た・し♡』
って言って、家康さんに甘えちゃいなさい♡
じゃあ、家康さんとのクリスマス。
しっかりと満喫してね~~♡♡♡♡
香菜』
手紙を持つ手がぷるぷると震え………
「(着替えるのは、さっきも見せたから出来るけど……。この台詞は、言えないっ!///)」
心の中で、陽菜は姉に言い返し、何度もサンタ服と手紙を交互に見ていた。