第4章 戦国時代のX'mas ~パーティー編~
「いっせーのーで………4!!!」
「5!!」
「1!!」
「0」
「3!!」
この五人の勝負がなかなか着かない。この戦いをまず、抜けたのが……
「1!!…よしっ!上がりだ!!」
政宗だった。
「え~!もう!上げとけば良かった!」
「恋仲同士たちが残ったか。」
「いっそお前たちで仲良く飲めばいいだろう。」
「「「「絶対、嫌!!!」」」」
恋仲だろうと関係ない。とにかく飲みたくないのだ……。
「ちなみにこれ、何が入ってんだ?」
色も強烈だが、匂いもなかなかの強烈なもの。
「えっと………濃いーーーお茶を淹れて、身体に良さそうな薬草を煎じたものに、生姜のすりおろしに、唐辛子に、きな粉に………こんな感じかな……。」
「そ、そうか………」
とりあえず、想像がつかない味というのがわかった。
「ならば、仕上げに、この南蛮酒もいれるか。」
「「「「え………」」」」
ドバドバ……
「政宗……味見してみるか?」
「するかっ!!酒入ってるとこ、しっかり見たんだぞ!」
「「「「(…負けられない………。)」」」」
ゲーム………再開