第4章 戦国時代のX'mas ~パーティー編~
「ほぉ。なかなかいいではないか。」
「へぇ…こりゃあいいな。」
「くく……小娘が、女になったか。」
「何故でしょう?お二人のその姿に、急に私の胸が苦しく……///」
「「…………」」
「そうですか?ありがとうございます!」
「頑張って作ったかいがありました♪」
私とお姉ちゃんは、お姉ちゃん手製のサンタ服に身を包んでいる。
ワンピースタイプで、この時代にボタンやチャックがないから、胸元からお腹にかけて、白い紐をつけて、その紐をリボン結びして止めれるようになっている。袖口と裾に白の綿が縫いついてて、裾は膝上15センチぐらい。
私とお姉ちゃんは、自分たちの恋人の横に座り
「「似合う?」」
首を傾げて聞くと、
「「っ……!///」」
二人はコクコクと頷いてくれた。
「貴様ら、ぱーてぃーを始めるぞ。」
「そうだな。料理が冷めちまう。」
「あ、そうですね!では……」
「「メリークリスマス!!」
「「「「乾杯!!」」」」
こうして、クリスマスパーティーが始まった。