第2章 第二章
あたしは、頂いた飲み物を飲み終えたので
もう1杯頂くことにした
『マスター、今日はもう1杯飲むわ』
マスター「ちょっと待っててな」
『はい』
マスターの手元が素敵やと思う
なんか…
テキパキとした手元が好きで見てた
「どこ見てん?」
すばるという方に声をかけられた
『え?あー。えーと…』
マスター「あんちゃんは、俺の手元見てんやでな?」
『あー。うん。そうです。』
「は?」
マスター「あんちゃん、手フェチなんやってー」
『そ、そんなことないですよ!!』
マスター「ふーん。すばるの手元もええから惚れるかもな」
『もう。マスター辞めてよー』
マスター「あはは。はい。おまたせー」
『ありがとうございます。』
「あんちゃん、言うんや?」
『あ、はい。すばるさん、ですよね?』
すばる「おん。マスターが言うてるもんな。あ、ほんま傘ありがとうな」
『いえいえ。』
すばる「あ、LIVEとか興味ある?」
『え?』
すばる「あー俺バンド組んでてチケットサバかなあかんねんな」
『あー…えーと…』
すばる「やるから、来て」
『え?』
すばる「嫌やったらこんでもええから。」
『そ、そんなこと…』
すばる「暇つぶしにでも来て。あ、ドリンクチケットもやるわ。な?」
『あ、はい。ありがとうございます。』
特にバンドとか興味無かったけど、今週末は予定が無かったから
行くことにした